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【サイボーグ009】全巻まとめ&アニメ化の歴史を徹底解説!石ノ森章太郎が遺した不朽の名作

【サイボーグ009】全巻まとめ&アニメ化の歴史を徹底解説! レビュー作品まとめ

サイボーグ009 主要登場人物と能力一覧

9人のサイボーグ戦士は、それぞれ異なる国籍・出自と、固有の異能を持っています。

コードナンバー 名前 出身 能力
001 イワン・ウイスキー ロシア テレパシー・テレキネシス・テレポートなどの超能力を持つ赤ん坊
002 ジェット・リンク アメリカ ジェットエンジンによるマッハ5の飛行能力
003 フランソワーズ・アルヌール フランス 高性能なレーダーセンサーによる優れた聴覚・視覚
004 アルベルト・ハインリヒ ドイツ 全身に武器を仕込んだ「歩く兵器」
005 ジェロニモ・ジュニア ネイティブアメリカン 強化された皮膚と怪力を誇る巨漢
006 張々湖(チャンチャンコ) 中国 口から高熱の炎を放射、料理の腕も一流
007 グレート・ブリテン イギリス 細胞を自在に変化させる変身能力
008 ピュンマ アフリカ 深海でも活動できる潜水能力
009 島村ジョー 日本 加速装置による超高速移動、バランス型の万能戦士

主人公である009・島村ジョーは、他のメンバーの能力を凝縮したような「いいとこどり」の万能型として描かれており、加速装置による超高速戦闘が代名詞です。彼らを生み出した科学者・ギルモア博士も、サイボーグたちとともに黒い幽霊団を脱出し、以後は彼らの支援者として物語に関わり続けます。

なお、004ハインリヒの体内には核兵器が内蔵されているなど、単なる「強さ」だけでなく、それぞれの能力が抱える悲劇性・重さも本作の大きな読みどころとなっています。キャラクターの過去などの苦悩もあり、サイボーグゆえの葛藤もあります。

サイボーグ009 未完の真相|「天使編」と「神々との闘い編」

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サイボーグ009最大の特徴であり、多くのファンにとって切ない事実が、本作が未完のまま終わっているということです。

石ノ森は、シリーズの最終章にあたる完結編として、「冒険王」1969年2月号から6月号にかけて「天使編」を、「COM」1969年10月号から1970年12月号にかけて「神々との闘い編」を発表しました。しかし、いずれも当時のうちに完結には至らず、未完のまま中断されています。

009の真の完結は石ノ森にとって長年の悲願であり、晩年に病に侵されながらも構想を練り続け、実に21冊にも及ぶ膨大な構想ノートを残しました。しかし、自らの手で物語を完結させることができないまま、1998年に逝去しています。

完結編 conclusion GOD’S WAR

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石ノ森の死から14年を経た2012年、未完のまま遺されていた完結編を、関係者や弟子たちの手で描く試みがスタートします。

石ノ森が生前語っていた構想と、遺された膨大な構想ノート・資料・小説原稿をもとに、劇作家であり石ノ森の長男でもある小野寺丈がストーリーを構成。作画は元アシスタントの早瀬マサト(途中からシュガー佐藤が加わる)と石森プロが担当し、『サイボーグ009 完結編 conclusion GOD’S WAR』として、WEBマンガサイト「クラブサンデー」にて連載されました。全5巻で、サイボーグ戦士たちの最後の戦いが描かれています。

なお、2024年から2025年にかけては、誕生60周年を記念して「天使編」「神々との闘い編」という2つの未完の完結編を収録した特別編集版も出版されており、今なお根強い人気を誇っていることがうかがえます。

サイボーグ009 その他の関連漫画作品

原作完結編以外にも、様々な形でサイボーグ009の物語は展開されています。

  • 『水曜日のシリウス』(2015年〜2016年配信):作画・吉富昭仁による「サイボーグ009VSデビルマン」のコラボレーション漫画
  • 『チャンピオンRED』連載作品(2019年〜2022年):作画・岡崎つぐお

こうした派生作品によって、原作終了後も物語世界は途切れることなく広がり続けています。

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