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【死神と令嬢】ネタバレ記事一覧

Review Works Summary

『死神と令嬢』作品概要

アンカー侯爵家の美貌の令嬢ユーリア
傲慢で冷酷な「悪女」と噂される令嬢――。
それに耐えかねた第四王子はユーリアとの婚約を破棄。
その後、ユーリアは「死神」と呼ばれるヴィンクラー辺境伯の後妻になることが決められる。
しかし、彼女には秘密があって……!?
「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ!」アンソロジーコミック掲載の読切が大好評につき待望の連載化です――!!

「死神と令嬢」は、宮本福助さんが作画、別府マコトさんが原作を務める、ゼロサムオンライン連載の少女漫画です。

アンソロジーコミック「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ!」に掲載された読切版が好評を博し、待望の連載化を果たしました。

婚約破棄から始まる王道の「悪役令嬢もの」でありながら、霊感というオリジナリティあふれる設定を組み合わせた、新しいタイプのファンタジーロマンスとして注目を集めています。

Title 死神と令嬢
著者 漫画:宮本福助 原作:別府マコト
Publisher 一迅社
Magazines & Labels ZERO-SUMコミックス
Genre 少女漫画 / ファンタジー / 恋愛 / 悪役令嬢
配信開始日 2026年4月1日
Volume & Publication 連載版1~8話 幕間1(8月28日現在) 1話無料(9/30まで)
Distribution Sites コミックシーモア / ゼロサムオンライン / ebookJapan(巻売り)

『死神と令嬢』主要キャラクター・登場人物一覧

まずは主要人物を簡単に整理しておきましょう。

キャラクター 立場 ユーリアとの関係
ユーリア・アンカー 主人公・公爵令嬢 本人
アルベリッヒ・ヴィンクラー ヴィンクラー辺境伯 夫
ニーナ アルベリッヒの娘 義娘
第四王子 王族 元婚約者
コナー 若き騎士 ヴィンクラー家の関係者
フロスト 執事 ヴィンクラー家の使用人
イグレン アルベリッヒの旧友 夫の友人
レナード・ベイル ユーリアのかつての先生 恩師
マーカス アルベリッヒの兄 義兄にあたる人物
オハナ ヴィンクラー家で登場 ニーナとも親しい存在

物語の中心になるのは、やはりユーリア・アルベリッヒ・ニーナの3人。

血のつながらない3人が少しずつ「家族」になっていく過程が、『死神と令嬢』の大きな見どころです。

ユーリア・アンカー|「悪女」と呼ばれる美貌の令嬢

『死神と令嬢』の主人公。

アンカー公爵家の美貌の令嬢でありながら、社交界では「傲慢」「冷酷」と噂され、すっかり悪女扱いされています。

ついには第四王子から婚約を破棄され、その後「死神」と恐れられているアルベリッヒ・ヴィンクラー辺境伯のもとへ嫁ぐことになります。

ところが――。

このユーリア、読んでみると世間で言われている「悪女」とはまるで違います。

ユーリアには「幽霊が見える」という秘密がある

ユーリアが周囲とうまく接することができなかった大きな理由が、普通の人には見えない存在が見えてしまうこと。つまり、幽霊です。

幼いころから「自分に見えている相手が生きている人なのか、それとも幽霊なのか」がわからない環境で生きてきました。

その結果、人との関わりを避けるようになり、その態度だけを見た周囲から、「冷たい」「傲慢だ」「悪女だ」と誤解されるようになってしまったのです。

実際のユーリアはかなり優しい

ここが漫画ヲタク的に推したいポイント。

ユーリアは「悪女」というより、むしろ不器用なくらい優しい人なんですよね。幽霊が見えることで長年苦しんできたのに、その力を誰かを傷つけるためには使いません。ニーナを守り、困っている人や、この世に思いを残している幽霊にも向き合っていきます。

序盤と物語が進んでからでは、ユーリアに対する印象がかなり変わるはず。「悪女」という肩書きと本人の性格とのギャップが、本作最大の魅力のひとつです。

アルベリッヒ・ヴィンクラー|「死神」と恐れられる辺境伯

本作のもう一人の中心人物が、ヴィンクラー辺境伯アルベリッヒ。ユーリアの再婚相手となる男性です。

戦場での経歴などから「死神」と恐れられています。見た目も威圧感があり、口数も少ない。ユーリアが「悪女」なら、アルベリッヒはまさに「恐ろしい辺境伯」。

……と思うでしょう?

ところが、この人も噂と実物が全然違います。

アルベリッヒは怖いというより不器用

アルベリッヒは確かに寡黙です。感情を言葉にすることも得意ではありません。そのため、最初は「何を考えているのかわからない怖い人」に見えるのですが、読み進めると印象がガラッと変わります。

娘ニーナを大切にしており、ユーリアに対しても徐々に気遣いを見せるようになります。ユーリアについて悪く言われれば、彼女を守ろうとする一面も。死神どころか、かなりの不器用系イケオジです。

原作者の別府マコト先生も、本作では「夫婦の進展を丁寧に描いていけたら」と説明しており、アルベリッヒとユーリアの関係は物語の大きな軸になっています。

アルベリッヒにも「噂」がつきまとう

アルベリッヒを取り巻くのは「死神」という噂だけではありません。物語が進むと、「兄殺し」という、さらに不穏な噂が登場します。

亡くなった兄マーカスとアルベリッヒの過去。ヴィンクラー家に残された不可解な部屋。そして幽霊や呪いを思わせる現象。

序盤では「怖そうだけど実は優しい旦那様」という印象だったアルベリッヒが、物語後半ではストーリーの謎そのものに深く関わる人物になっていきます。

ニーナ|ユーリアとアルベリッヒをつなぐ愛娘

アルベリッヒの娘・ニーナ。そして、ユーリアにとっては義理の娘になります。

このニーナが……とにかく可愛い!

シリアスな要素もある『死神と令嬢』における癒やし担当のひとりです。

ユーリアと共通するものを持つ少女

ニーナとユーリアの間には、単なる「義母と義娘」という関係だけではない共通点があります。

だからこそ、これまで孤独だったユーリアがニーナと心を通わせていく過程にはグッとくるものがあります。ユーリアはニーナを守り、ニーナも次第にユーリアへ心を開いていきます。

「後妻と前妻の娘」という設定だけを見るとギスギスした展開を想像してしまいますが、本作はむしろ逆。ユーリアとニーナの義母娘関係は、本作屈指の癒やしポイントです。

3人が「家族」になっていく

ユーリアとアルベリッヒの恋愛だけなら、ここまで作品にハマらなかったかもしれません。そこにニーナがいるからいいんです。

アルベリッヒ。ユーリア。ニーナ。最初から完成された家族ではありません。

それぞれに過去や孤独を抱えながら、一緒に過ごす時間を重ねることで、少しずつ「家族」らしくなっていきます。

恋愛だけではなく家族再生の物語として読めるところも、『死神と令嬢』の魅力です。

第四王子|ユーリアの元婚約者

物語のきっかけを作る人物。

ユーリアの婚約者でしたが、「傲慢で冷酷な悪女」という評判などから彼女との婚約を破棄します。この婚約破棄によってユーリアの人生は大きく動き、アルベリッヒとの結婚へとつながっていきます。

悪役令嬢作品ではおなじみの「婚約破棄」から始まる本作ですが、面白いのはそこから。一般的なざまぁ系一直線ではなく、「なぜユーリアは悪女と呼ばれていたのか」という部分を掘り下げていくことで、物語のテーマである「噂と本当の姿」が見えてきます。

コナー|ヴィンクラー辺境伯に仕える若き騎士

アルベリッヒのもとに仕える若い騎士。

第3話ではコナーを中心に、霊的な出来事が描かれます。亡くなったはずの人物に関係する不可解な現象に巻き込まれ、ユーリアの「幽霊が見える力」が単なる特殊能力ではなく、誰かを救うことのできる力として描かれていく重要なエピソードにつながります。

コナーのエピソードあたりから、「これは単なる悪役令嬢×年の差婚ではないぞ」と感じた読者も多いのではないでしょうか。

幽霊それぞれにも事情や思いがあり、それをユーリアが読み解いていく。『死神と令嬢』独特のヒューマンドラマが本格的に見えてくるキャラクターです。

フロスト|ヴィンクラー家を支える執事

ヴィンクラー家の執事。

真面目で厳格な印象がありますが、ヴィンクラー家を長く支えている人物だからこそ、アルベリッヒや屋敷の事情を知る重要人物でもあります。

幕間ではフロストにスポットが当たり、ユーリアに対する見方も描かれます。ユーリアがヴィンクラー家で少しずつ受け入れられていく様子を、使用人側から感じられるのも面白いところ。

さらに物語がアルベリッヒの過去へ踏み込んでいくと、ヴィンクラー家の昔を知る人物としての重要度も高くなってきます。

イグレン|アルベリッヒの旧友

アルベリッヒの学生時代からの友人。現在の寡黙で威圧感のあるアルベリッヒだけを知っている読者にとって、彼の「昔の顔」を知る貴重な存在です。

原作者の別府マコト先生によると、若き日のアルベリッヒは「天才肌悪童イグレン」に振り回されながら寄宿舎生活を送っていたとのこと。今のアルベリッヒからはちょっと想像できませんよね。

こうした友人が登場することで、アルベリッヒも昔からずっと「死神」だったわけではないということが見えてきます。アルベリッヒという人物の人間味を広げてくれるキャラクターです。

レナード・ベイル|ユーリアの過去に関わる「先生」

ユーリアの幼少期に関わる人物。孤独だったユーリアに文字やさまざまなことを教えてくれた「先生」です。ユーリアにとって、幼いころの数少ない大切な思い出に関係する人物でもあります。

そしてレナードの存在は、ユーリアの「幽霊が見える」という能力が、彼女の人生にどれほど深く影響していたのかを改めて読者に突きつけます。

ユーリア自身の過去だけでなく、ヴィンクラー家に潜む謎へ物語をつなぐ役割にも注目です。

マーカス|アルベリッヒが慕っていた兄

物語が進むにつれて重要度が急上昇する人物が、アルベリッヒの兄・マーカスです。

若き日のアルベリッヒにとって、マーカスは目標でもあり、尊敬する兄でした。ところが、マーカスは死亡。その死をめぐって、「アルベリッヒが兄を殺した」という噂が残されています。

しかし、本当にそうなのでしょうか。8幕では若き日の兄弟関係が描かれることで、「兄殺し」という言葉だけでは説明できないアルベリッヒの過去が見えてきます。

そして、ここでユーリアとアルベリッヒの境遇が重なります。ユーリアは「悪女」。アルベリッヒは「死神」「兄殺し」。どちらも周囲の噂によって本当の姿を決めつけられてきた人物なのです。

マーカスの死の真相は、今後の物語でも注目したいポイントです。

オハナ|ニーナと並ぶ癒やしキャラクター

物語が進むにつれて存在感を増してくるオハナ。ニーナと一緒に登場する場面も多く、シリアスになりがちなヴィンクラー家の物語を和ませてくれる存在です。

第7話では、ニーナとオハナを含めた家族たちが領内へ出かけるエピソードも描かれています。アルベリッヒの過去や幽霊、呪いなど重いテーマが増えていくからこそ、ニーナやオハナの存在がありがたい!

『死神と令嬢』の「怖すぎない絶妙な空気感」を支えているキャラクターのひとりだと思います。

『死神と令嬢』人物相関を簡単に整理

主要人物の関係を簡単に整理すると、次のようになります。

ユーリア・アンカー
↓ 婚約破棄
第四王子

ユーリア
↓ 結婚
アルベリッヒ・ヴィンクラー
↓ 父娘
ニーナ

ユーリア
↓ 義母娘・共通する秘密
ニーナ

アルベリッヒ
↓ 兄弟
マーカス

アルベリッヒ
↓ 旧友
イグレン

アルベリッヒ
↓ 主従
コナー/フロスト

ユーリア
↓ 幼少期の恩師
レナード・ベイル

こうして整理すると、『死神と令嬢』はユーリアとアルベリッヒの恋愛だけでなく、家族・友人・主従・過去の人々との関係が少しずつつながっていく作品であることがわかります。

「死神と令嬢」を無料で読むには?

コミックシーモア 1話無料(9/30まで)

話数 価格(税込) 補足
第1話 220円 9/30まで無料
第2話 220円 9/30まで1円(税込)
第3話前編 165円 9/30まで82円(税込)
第3話後編 165円
第4話 165円
第5話 165円
幕間1 165円
第6話 165円
第7話 165円
第8話 165円

pixivコミック 1話無料

 

ゼロサムオンラインでは第8幕(公開期間:2026年8月14日 〜 2026年10月9日)・第一幕(公開期間:2025年11月14日 〜)が公開されています。(2026年9月11日現在)

ゼロサムYouTubeチャンネルでもボイコミで6分割公開されています。

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